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「日本人がフランス語を教えるということについて」
の私見 というかかってなつぶやき？ その2
「フランセ ファシル勉強会」では最初の問い合わせは
電話かメールで行わせていただいているのですが、
(現在は初回はメールで問い合わせをいただけるように
お願いしております) 電話をいただけた
お問い合わせの方の中には私(日本人女性)が
講師であるということがわかると
「日本人ですか？」と確認して、そのまま電話を切る方が
何名かおられまして・・・実話でございます。その1
ずいぶんと時間がたってしまいましたが、続きです。
私は紆余曲折のあるフランス語学習経験を持ち
その中でもトータルで10年くらいは学校に通いました。
フランスに自費で語学留学するにあたっては
それなりに決心があったものですよ。
予算に限りがあったので2年しか滞在できませんでしたが、
本当はもう少し勉強したかったです。
というのも、34歳で初めて長期滞在を試みた私にとって
フランス滞在は非常に困難に満ちていたからです。
なにもかも驚くほど時間がかかってしまったのでした。
外見とは違って体力があまりない私にとって海外で一人暮らしの
住まいを探し設定していく作業だけでもとても消耗したものです。
なにせ、ナント市でもパリでも、結局は自分で作業して部屋の契約まで
こぎつけるしかなかったたからです。本当にひとりでやるのは大変でした。
それは言葉ができないということもありましたし、ひとりでフランス人と
契約をするためにはフランス語が欠かせませんから
(英語だけで契約するのはどんなものなのか私にはわからないです)
それは本当のことです。
しかし、言葉の次に大切なのはやはり経験値でした。
他のEU諸国で暮らした経験値があれば、フランス語が
そんなにできなくてもかなり楽だったかもしれません。
私は幸いにもフランス人と接した経験はあったのですが、
本場のフランスのやりかたは全くわからず、非常に
苦労しました。
救いだったのは、評判とは違って、フランス人は概ね
かなり親切な人々だったということです。
これは私が日本では「ちょっと痛いひと」であることも
関係しているかもしれませんね。私は日本的な
コミュニケーションでは失敗が多いのです。
つまり、どっかずれているというか、全て言葉にしないと
なかなか理解できないというところがあるのです。
「察する」ということができないというのでもなく、
いわば、察することを使用するのが苦手なのです。
多分、元来がかなり生意気な性格なのに、
10代にかってな思い込みかもしれませんが、
人間関係で難しいことがたくさんあって、
はっきり言葉にしないで圧力をかけられることに
恐怖心があるのではないかと思います。
ま、もちろん、私のどっかがおかしいのかも
しれませんので、私がおかしいからそうなのだと
いうことにしてもいいんですよね。
この文章は実名で書いてますから、私の10代を知っている方が
お読みになる可能性もほんの少しはありますよね。
その場合にも「悪いのはあなたというわけではなくて
私がおかしいので人間関係が上手にできない
時期があったのですよ」と申し上げて
おきたいのです。
もちろん、念のために書いておくだけですよ。
と、このように私はかなり言葉に頼って生きているのです。
今でも言葉ではっきりいわれないことに反応するのは
相当鈍いと思います。
逆に言葉ではっきりいわれても相手が「察してください派」だと
うまく対応できないこともありますね。
長いコミュニケーションに本当に気長に付き合って
くれる方とは良好な関係が結べることが多いですが。
本当にひととの付き合いにはとても時間がかかり、
言葉がたくさん必要な人間です。これは多分、
生まれつきですが、フランス語を学ぶうちに
より極端になってきていると思います。
良いことだとも思いませんが、悪いとも思ってません。
だってフランス人のようにものすごく言葉をたくさん
使った方が「感じがいい」と思ってくれる人間も
いるのだな〜という経験値がありますから。
自分のものすごい短所だと思っていたところが
フランス人によって少し救われたのが
フランス語が好きになった理由なのかもしれませんね。
あれ、まだここまでしかきてませんね〜、こまったもんです！
A bientôt!! 
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限定させていただきます。
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「フランセ ファシル」勉強会 主宰者 竹村純子
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