フランセ ファシル「大通美術館教室・やさしいフランス語」講座の料金について
本文へジャンプ 2010年11月25日
更新 

入会金なし、無料見学(おひとり1回)あり。安心してお試しいただけます。


 「日本人がフランス語を教えるということについて」
の私見
というかつぶやき? その1

「フランセ ファシル勉強会」では最初の問い合わせは
電話かメールで行わせていただいているのですが、
電話をいただけたお問い合わせの方の中には
私(日本人女性)が講師であるということがわかると
「日本人ですか?」と確認して、そのまま電話を切る方が
何名かおられまして・・・実話でございます。



私は本当に思うのですが、今、日本でフランス語を学ぶ意味というのを
知りたいと思うだけでもそれは大変な知的な冒険だと思うのですよね。

現代生活は忙しく、時間イコール「お金」?という考え方もわりとあたりまえで
無駄なことに時間を費やしたくないというのは21世紀の常識なんでしょうね。



で、その忙しい時間の中でお金を払って
日本人からフランス語を習うということに
怒りすら感じる方もおられるようで、
お叱りを受けたこともありましたね?

私が最初から「入門から初級の方のみをお教えさせていただいております」、
私、講師自身のフランス語はフランス語を使う世界の中でいえば「中級」
ですから、中級以上の人はお教えできないんですよね?
ともお断りしていますのですけども。。。




ま、入門か初級のフランス語をその講師から習うかどうかということを
問い合わせるには日本語の方が便利ではないかと思うので
問い合わせをお受けするのに自信があるんですよね。

で、授業はどうかというと、他の日本人の講師の方もよくおっしゃっておられますが、
私は紆余曲折だらけで失敗だらけでフランス語中級までやっときた人間ですから、
その失敗の歴史についてオハナシするだけでも、私よりも賢い人なら
私よりもはるかに上級のフランス語使いになられるんじゃないかと
思うくらいなんですよね。



私なんか、自慢じゃありませんが、北海道で高校生くらいから
なんとなくラジオやテレビのフランス語会話を見たり聴いたりしてましたが、
やはり、意味不明で仏文科を探して、そのために東京まで行きました。
多分、能力があれば自学自習できたのでしょうが、私はできません
でしたので、仏文科にいったんですね。国立外語大学に行くほどの
アタマではなかったのも原因なんですが・・・


でも、卒業してもフランス語を使う仕事は真正面からアタックして
北海道出身の娘に降ってくるなんてありえない大昔でしたので
他の関係ない仕事をしてました。




しかし、東京生活10年過ぎた頃から、猛烈にフランス語に未練が
沸いてきましてね。なぜか?それはここには書けませんが。

田舎者の力がない私でもとりあえず、フランス語は忘れたくないと
思って、もう、ほとんど忘れちゃってたのですが、30歳から勉強を
再開したのです。最初は東京のアテネ・フランセでですね。



ま、仏文科ではバカながら単純過去とかまで習っていたんですけど、
あまりに使えないので、初級からアテネに入りまして、「命令形」から
やりましたね。フランス人の先生が日本語がひとことも話せなくて
「ここに座ってください」とフランス語でなんどもおっしゃるのですが、
初対面の先生なので、まさか、「命令法」をお教えになりたいのだということが
忖度できなかったもので、「床に座れというのは不思議なことをいう
フランス人」だな?・・・と全員が社会人だったそのクラスは
固まってしまいまして、

結局、教科書の命令法の箇所と先生の
「ここ(床)に座ってください」という言葉との関連がわかるのに
1時間かかってしまいました。フランス人の美人の先生には
お気の毒でしたが、なにせ、アテネは初めてだったので
気が利かなくて・・・次回からはずっとましになりましたが。



でも、もし、日本人の講師がそんなことをしたら大変なクレームに
なる可能性がありますよね。また、フランスで日本語を教える日本人も
そのくらい授業の機動力がなかったら問題視されると思います。

私はアテネでは思ってたんですよね。フランス語の初級までは
講師はむしろ、練れた日本人の方がいいと・・・



私がアテネにいた1990年代初めでも「最初歩入門」の方のクラスというのは
日本人の講師がやっておられたようだったんです。
それは文法のクラスでしたので、私には当時はあまり必要では
なかったので(中級くらいまでの文法にすぎませんが)とらなかった
のですよね。でも、3ヶ月で一応の文法を教えるという
企画だったので、かなりタイトな内容かな?と想像していました。



つまり、アテネでは最初歩の人は「タイトな文法の授業」に耐え、
日本語を使わないので授業の構成がまちまちになるという
「フランス人の個性的な初級の授業」に耐えなければ
その先には進めなかったものだったのでした。

うーーん、アテネの話しばかりになりましたが、それでも、
私は学校に行かないで自分のフランス語をブラッシュアップできるとは
これっぽっちも思っていませんでした。


このハナシ続きものにしちゃいますねA bientôt!!

その2 へ続く♪



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       「フランセ ファシル」勉強会 主宰者 竹村純子

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